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2021/05/12

自然観察会

こども保育学科のゼミナールで自然観察会を行いました。

校外学習で愛川町にある愛川ふれあいの村へ行ってきました。
自然豊かな環境で、様々な動植物を観察することが出来ました。

今回は愛川ふれあいの村スタッフの石川さんと特別講師に学芸員の吉田文雄先生にご指導頂きました👏

保育の5領域と自然体験活動の共通点や、子どもとの自然を介した関わり方、自然の不思議を共有する感性についてお話があり、
その後実際にフィールドワークに出かけました。

出発するとすぐに鳥の声が…ドコドコ?と探しているうちに声の主は消えてしまいましたが、よく来たね!と歓迎してくれているように聞こえました。
声の主は見るこは出来ませんでしたが、イカルだったようです。高く透明感のある声ですね。(日産セレナのCMで聞くことが出来ます)

しばらく歩くと、アシナガバチの食事を見ることが出来ました。食事中のハチはあまり襲ってくることがないので近くでじっくりと観察できました。
貴重な捕食シーンでした。少し食べると、芋虫を団子状にまとめ巣へと持ち帰っていました。

その後もサンショウの木やミツマタ、タツナミソウ、ハンミョウやゾウムシなど多くの動植物を観察しました。
サンショウの木にはオトシブミなのかハマキムシなのか分からなかったのですが、ゆりかごができていました。

学生たちも積極的に質問をし、先生の解説をしっかり聞いていました。
内発的動機付けによって興味関心が尽きるまでじっと観察している姿はまさに子どもそのものでした。

観察会を終えて帰ってくると学生から、「身近にある自然に今まで気づいていながらよく見ていなかったので、これからはもっと気にして見たい」、
「一緒に見て、興味関心を引き出す声掛けがあるともっと知りたくなる」といった声が上がっていました。

自然から学ぶこともたくさんあり、先人たちはそうした自然と共存共栄してきました。
次世代の子どもたちにそうした学びも引き継いでいって欲しいものです。

福本

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