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現在は店長という立場上、他の社員や新人さんの技術面の指導はもちろんですが、店全体のことを考えながら、毎日「久兵衛」という重い名前を背負ってお客さまとの最前線で仕事をさせてもらっています
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お客さまの反応が直接返ってきますので、やはり満足しておられるか、 納得しながら召し上がっておられるかが最も気になります。「今日は来て良かった」「また宜しくお願いします」などと言われると、やはりうれしくなりますね。
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実習のことは色々思い出がありますが、現場の大変さ、社会の厳しさ、仕事の楽しさを15歳の子どもに感じさせてくれた先生方の生徒に対する気持ちに本当に感謝しています。
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現場が大変なのは当たり前です。目先のことにくよくよせず、自分の夢に向かって頑張ってください。そして、ひとつひとつクリアしてゆけば、必ず素晴らしい未来がやって来ます。
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財団法人理事長として、室町時代から続く当家近衛流の文化財維持と伝統文化の普及に努めています。食品学者としては、食材のもつ食味・風味・食感はなぜ産地ごとに違うのか?等の研究を行い、その結果から「料理人を育てる料理人として“食材のことは、食材から学ぶ”」を合言葉に全国で講演活動をしています。また、内閣府・農林水産省の有識者専門委員の歴任や、創刊106年目の歴史ある食の専門雑誌『月刊食生活』の著者兼プロデュ-サーを務めています。
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早朝、一時限目の授業前や放課後といった空き時間に、調理実習室を開放し自主練習をさせてくれたことは、厨房に出たときに大変役立ちました。高等課程では3年間で幅広い料理分野が学べ、当時の私は「フランス料理」に憧れ日々練習をしていましたが、結果「日本料理」に転職していました。人生ってそういうものなんですね。
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私は夢をもちません。自らの役目に生きるだけです。震災前まで私は、日本料理「花冠」総料理長として料理人生を歩んで来ましたが、今は文化人です。日本人はなぜ?四季折々の景色を一皿の料理に表現するようになったか?そういう日本人特有の感性と美意識について、食を司る仲間たちに伝え、「日本人を日本人の感性に戻すこと」が、私の果たす役目だと感じております。当り前のことを当り前と考えず、「なぜ?どうして?」と自問する心を忘れたくないものです。
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よく「君たちには無限の可能性がある。夢をもて」といいますが、夢をもった時から無限ではなく有限になります。学生のうちは、無理に夢を描かず、物事を見極められる目利きの目を養って欲しい。人生とは引出しの数だけ、世界が広がるものです。一つ一つの出会いとチャンスを大切に楽しんで下さい。